2025/11/04
🏠自分でできる!屋根・外壁のセルフ点検ポイント

こんにちは!清須市、一宮市、名古屋市エリアを中心に外壁塗装、屋根塗装、雨漏り修繕を得意とするヌリコンの代田です!
先日、築10年になるお客様の外壁と屋根の点検に伺わせていただきました。
お伺いして外壁をチェックしてみると…
見た目はまだキレイなのに、細かいシーリングの割れやサイディング表面の劣化が進んでいました。
点検結果をご説明すると、お客様も驚かれていました。
「まだ10年だし、そんなに痛んでるとは思ってませんでした」とのこと。
実はこのように、“築10年”はちょうど外壁の塗膜やシーリング材が劣化してくる時期。
特に、サイディング住宅ではシーリングの寿命が10年前後といわれています。



「最近、屋根や外壁がちょっと気になる…」
日頃から自分の目でチェックしておくこともとても大切です。
早めに気づけば、大きな修繕になる前に対応できます。
今回は、住んでいる方が自分でできる屋根・外壁点検のポイントをまとめました!
🔍【1】屋根は“無理をせず、下から目視”が基本!
屋根点検は、決して登らないでください!
脚立やベランダ・地上から見える範囲でチェックしましょう。
☑ 屋根材(瓦・スレート・金属)がズレていないか
☑ 棟板金(てっぺん部分)が浮いていないか
☑ 雨樋にゴミや枯れ葉が詰まっていないか
☑ 雨のあとに水があふれていないか
屋根の異常は放っておくと、雨漏りにつながることも。
不安を感じたら、無理をせず専門業者に相談しましょう。
🎨【2】外壁の色あせ・チョーキング(白い粉)チェック
外壁を指で軽くなぞって、白い粉がついたら「塗膜の劣化」が進んでいます。
これは塗り替え時期のサイン。
特に日当たりの良い南面や西面は劣化が早いので要注意です。
🧱【3】ひび割れ(クラック)は写真で記録を
髪の毛より細いヒビでも、雨水が入れば内部が傷む原因に。
0.3mm以上のひびや、窓枠まわりのヒビは要注意!
発見したらスマホで撮っておくと、後で業者に相談しやすいです。
🧴【4】シーリングの状態をチェック
外壁の目地やサッシまわりにあるゴムのような部分(コーキング)。
ここが「割れている」「縮んで隙間がある」状態なら、雨水の侵入リスクがあります。
打ち替えのサインです。
🌿【5】カビ・コケ・汚れは劣化のサイン
北側や日陰部分に、緑色のコケや黒ずみが出ていませんか?
放置すると塗膜の劣化を早めるので、早めの洗浄や再塗装を検討しましょう。
🪣【6】雨どいや金具のぐらつきも忘れずに
雨どいが外れていたり、金具がサビていないかチェック。
水の流れが悪いと、外壁や基礎部分に水がかかり、劣化が進みます。
✨まとめ
✅ 屋根は登らず“見える範囲で安全に”
✅ 外壁は「色・ヒビ・コーキング・汚れ」の4点をチェック
✅ 異常を見つけたら写真を撮って記録!
定期的なセルフ点検で、外壁や屋根の寿命をぐっと延ばせます。
そして、「ちょっと気になるな」と思ったら、早めにプロへ相談を。
外壁は「見た目がきれいでも、中は劣化している」ことがあります。
10年を目安に一度、専門業者による点検を受けてみることをおすすめします。
住まいを長持ちさせるコツは、“小さな変化に気づくこと”です!