2025/06/07
屋根塗装の下塗り材の種類の紹介
はじめましてヌリコンの中村です。ヌリコンは株式会社タカハラコーポレーションが運営する外壁塗装専門のブランドです。これからヌリコンメンバーで様々な情報を発信していきたいと思います。
本日は屋根塗装の下塗り材についてのご紹介をしていきたいと思います。
屋根を塗装するには一般的に3回塗りで仕上げることが一般的です。商品によっては下塗り不要での商品もあります。
下塗り材と言っても屋根の種類や初めての塗装か2回目以降の塗装で変わりますが、代表的なものは以下の通りです。
🧱 屋根塗装の下塗り材の種類一覧
種類 | 特徴 | 主な使用場所・屋根材 |
---|---|---|
シーラー(Sealer) | 吸い込み止め、密着向上 | スレート(カラーベスト)屋根、コロニアルなど |
フィラー(Filler) | 小さなひび割れ埋め、下地調整 | モルタル屋根、セメント瓦など |
プライマー(Primer) | 密着性向上、サビ止め機能もある | 金属屋根(トタン・ガルバリウムなど) |
錆止め(Rust Inhibitor) | 金属の腐食防止、密着性アップ | 鉄部・トタン屋根などのサビ対策用 |
上記のような種類が一般的ですね、メーカーや商品によってさまざまな名前があって、また、サビ止めとプライマーが一緒になっているものも多いです。
また、実際はフィラーですが商品名が瓦シーラーみたいな名前になっているものもあります。詳しくは専門のスタッフに聞いてみていただくのが良いですね。
上の表の種類に加えてそれぞれ油性と水性がありますので、水性シーラーと油性シーラーみたいな表記で使い分けをします。/
水性 vs 油性 塗料の比較表(屋根・外壁塗装の場合)
項目 | 水性塗料 | 油性塗料(溶剤系) |
---|---|---|
におい | 少ない(低臭) | 強い(シンナー臭) |
環境性能 | 良い(VOCが少ない) | 悪い(揮発性有機化合物が多め) |
密着性 | やや劣る(下地によっては不適) | 高い(特に金属・劣化面に強い) |
耐久性 | 良好(商品による) | 優秀(耐候性が非常に高い) |
価格 | 安め〜中程度 | やや高め |
乾燥時間 | 長め(気温や湿度に左右されやすい) | 短め(速乾性) |
用途例 | 住宅の外壁や屋根、低汚染エリアに最適 | 金属屋根、工場、過酷な環境に強い |
水性塗料が向いているケース
- 住宅街など臭いが気になる環境
- 外壁やスレート屋根など水性対応の下地
- 健康や環境に配慮したいとき
- 価格や安全性重視でコスパよく仕上げたい
※ 最近の水性塗料は高性能化しており、一般住宅では十分使えるレベルにあります。
油性塗料(弱溶剤)が向いているケース
- 金属屋根(トタン・ガルバなど) → 水性だと密着不足の恐れ
- 塗膜の耐久性・密着性を最優先したい
- 沿岸・工業地帯など過酷な環境
- 20年級の長期耐久を目指すリフォーム
例外的には水性の専用シーラーに油性の主剤まどもあります。
必要であれば、
- 具体的な塗料製品で水性と油性の違いを比較
- 予算と耐久年数に応じたおすすめ
などもアドバイスできますよ!
あなたの屋根の素材や環境も教えてもらえたら、もっと的確にご提案できます👍
また今後は実際の施工についての内容などもご紹介していきます。
御覧いただいてありがとうございました。